長徳山宝寿院光伝寺(世田谷区喜多見5-13-10)に世田谷名木百選に選定された梅の古木があります。立派な梅で、今が満開です。
山門の横に一匹の三毛猫がいました。こちらに合わせて少し移動したり、ずっとそばにいて迎えてくれました。
梅の古木は山門を入ってすぐ左側にあります。
太い幹の下の方は空洞になっています。
木全体の姿も堂々と美しく、大きく伸びた枝の随所に地面からの支えが施されています。
ひとつひとつの花が大きく感じられるほど、木に勢いがあります。
山門を入ってすぐ右側には六地蔵があり、満開の梅を静かに眺めているかのようです。
本堂は江戸期の建物で、天水桶には三葉葵の紋が入っていました。ご本尊の阿弥陀如来像は世田谷区内最古の仏像で、世田谷区有形文化財に指定されています。
本堂は美しい姿です。少し離れて見ると屋根などその美しさがよくわかります。
本堂の手前には大きな枝垂れ桜があります。これから訪れる桜の季節も楽しみです。
道路から門を入って正面が山門です。山門の右横には奥の住宅地への通路にもなっている道があり、その入口あたりに目印になるほどの大きなカヤの木(世田谷の保存樹)が1本あります。振り向くと空が高く大きく感じられ、一瞬ここはどこかと思うほどでした。