江戸時代からの花菖蒲の名所、堀切菖蒲園（葛飾区堀切2-19-1）に行ってきました。６月１日（水）から２０日（月）まで「菖蒲まつり」が開催されています。小雨まじりの中、その情緒を楽しむように大勢の人で賑わっていました。
「花の時期は６月上旬の１０日間だけ、１年間のうち７ヵ月は除草」と菖蒲の手入れをされている方のコメントがTVで流れていました。花は２日程といいますから、花殻摘みはどのように行われるのでしょう。
敷地面積約７７００平方メートル。丹精こめて手入れされた２００種６千株の花菖蒲は想像していた以上に見応えがありました。江戸花菖蒲を鑑賞できる貴重な場所です。
一番田・二番田などや２年目・３年目などの立て札があり、各花菖蒲の前には名前札が立ててあります。花も見事な大きさでその美しさはもちろんですが、その名前の味わい深さにも何度か立ち止まりました。
最寄り駅、京成上野線の堀切菖蒲園駅のホームには菖蒲まつりの提灯が飾られていました。２番ホームには小鳥のさえずり、１番ホームにはフクロウ？のBGMが流れていてなんだかとてものんびりした雰囲気です。
改札を出ると目に飛び込んで来る菖蒲まつりの垂れ幕。地元の方が「ここを行くといいです」と声をかけてくれる町です。
駅から徒歩約１０分で堀切菖蒲園に着きました。入園無料です。堀切菖蒲園のライトアップは6月10日（金）・11日（土）午後７時から９時まで。