昔のように鯉のぼりが泳ぐ 喜多見氷川神社 さんぽ

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風が出てきました。それまでだらりとしていた鯉のぼりが一斉に泳ぎ始めました。風の吹き始めから、ひと呼吸おいてゆっくり泳ぎ始めます。

風が鯉の中を通り過ぎて向きを変える瞬間です。この一瞬の間のようなものが好きです。端午の節句を前にした、喜多見氷川神社(世田谷区喜多見4丁目26-1)の美しい境内です。

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「やねよりたかい こいのぼり おおきい まごいはおとうさん ちいさいひごいはこどのたち おもしろそうに およいでる」は「こいのぼり」の歌詞です。

記憶がまちがっていて長い間「真鯉はおとうさん」で「緋鯉はおかあさん」だとばかり思っていましたが「ちいさい緋鯉はこどもたち」だったようです。

江戸時代には緋鯉はまだなくて、真鯉だけが飾られていたようです。それもちょっと渋くて迫力があっていいなと思ったりします。

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