我家の「おかめ桜」も満開です。ここから少しずつ色が抜けて、やさしいピンク色になっていきます。挿し木の小さな一枝が、強く育ちました。
このかわいい桜はイギリスの桜研究家イングラム(Ingram)がカンヒザクラとマメザクラを交配して作ったもので、名前は「おかめ」からとったものだそうです。
淡い紅色の一重咲き。花が下を向いているのが特徴。早咲きで花期は2月下旬から3月上旬ごろで花の時期は短いです。残念なほど短く感じられます。
ソメイヨシノなどが咲き始めるお花見の本番が訪れる前に「そろそろですよ」とにぎやかにかわいい花を咲かせるのです。
おかめは日本古来からの女神で、調和の神様でもあります。桜研究家イングラム(Ingram)がこの花にその「おかめ」という名称をどういう理由でつけたのかきいてみたいとよく思います。「最高にかわいいもの」という意味ではなかったのかと勝手に思っているからです。