11月3日の午後、浅草寺で偶然「白鷺の舞」を観ることができました。白鷺をかたどった衣装をつけた踊り子8人と武人、棒ふり、餌まき、大傘、楽人、守護童子。
「白鷺の唱」を演奏しながら、仲見世を舞い練り歩いての登場です。なんだなんだと人々が動きます。
「白鷺の唱」の優雅な音色と白鷺の衣装の柔らかな色合いは、どこかの飾り棚から飛び出てきたかのように幻想的で美しいものでした。空の雲も光もこの「白鷺の舞」のためかと思うほどピッタリに美しかったです。
餌まきが餌をまくのですが、舞が終わり拾ってみると福寿の札でした。
浅草寺仲見世白鷺の舞は慶安5年(1652年)の「浅草寺慶安縁起絵巻」の祭礼行列の中にある「鷺舞」の姿を浅草観光連盟が昭和43年に東京百年の記念行事として復興したものだそうです。