この枝垂れ桜と菜の花とガスタンクはこの芦花公園ならではの春の風景です。
東京都立 盧花恒春園(世田谷区粕谷1丁目20)は、周りにある広場なども含めて芦花公園とも呼ばれています。明治期から大正にかけて活躍した文豪、徳富蘆花の旧宅が資料館とともに公開されています。また武蔵野の面影を残す公園として親しまれています。
環状8号線に面した入口から入ると、多目的広場があります。
近辺にはまだ若い枝垂れ桜が並んで植えられています。ここは数年後には、誰もが楽しみにする「枝垂れ桜の名所」になるのではないでしょうか。
園内に染井吉野などの桜はそんなに多くはありません。
園内を対角につっきったところに、竹林や徳富蘆花の旧宅や資料館があります。
訪れる人はさほど多くはないので、ゆったりと見学することができます。中から程よく歪んだガラスを通して眺める外の景色は、なかなか味わいぶかいものです。