“暮らしの歳時記 十五夜” 次大夫堀公園民家園
秋めいてきた世田谷区立 次大夫堀公園民家園では”暮らし歳時記 十五夜”の再現展示中です。
展示期間は9月11日(土)から20日(月・祝)まで。
今年の🌕十五夜・中秋の名月は9月21日(火)です。満月もこの日。きれいなお月様が顔を出してくれるといいですね。
(*お団子は18日(土)には新しい真っ白なお団子がお供えされるとのこと。)
縁側に🌕”十五夜のお供え”が展示がされています。現在はコロナ禍のため、どの建物も上がることは出来ません。”土間のみ入れる”などいくつかの制約が掲示されています。
旧安藤家住宅主屋(区指定文化財第32号)は江戸時代後期に建てられ明治中期の姿に復元されたものです。横に長く、茅葺き屋根の美しさが際立っています。
萩も可愛い花をつけていました。
旧加藤家住宅主屋(区指定文化財第11号)は江戸時代後期に見られる農家の間取り。
縁側に、こちらはお団子ではなく”おはぎのお供え”でした。
金木犀も満開でした。
光るようなススキ越しの旧城田家住宅主屋(区指定文化財第2号)は農業のほかに商いも営む、半農半商の家。
縁側の”十五夜のお供え”の横には、蚊取り線香がたかれていて一休みさせてもらいました。
縁側で素敵な秋の虫たちが遊んでいました。稲かススキで作ったのでしょうか。
田んぼの方にまわると、一面に稲穂が実っていてとてもきれいです。
小川のせせらぎの音をゆっくり聞いて、民家園を後にしました。
*世田谷区立・ 次大夫堀公園民家園:世田谷区喜多見5-27-14 Tel03-3417-8492
*開園時間:9:30〜16:30
*行き方:小田急線成城学園駅から徒歩15分 東急バス・小田急バス:次大夫堀公園前下車 徒歩2分