上野恩賜公園「江戸の粋 桜見物 」お花見

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江戸時代からの桜の名所。上野恩賜公園・通称上野公園には多くの種類の桜があります。上野動物園の桜と合わせると約1200本の桜になるそうです。海外からの観光客も一段と多くなりました。動物園入口を右手に見ながら清水観音堂に向かう桜並木は特に人でごったがえしています。

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途中、右手にトーテンポールがあります。その真ん前の桜の木は上野公園の桜の開花を知らせる「基準木」です。

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やがて左手に清水観音堂が見えてきます。この清水観音堂は国指定重要文化財で、京都の清水寺を模した舞台造りのお堂です。

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江戸時代の歌川広重作の「名所江戸百景」でこの清水観音堂の「月の松」が描かれています。その「月の松」が150年ぶり(平成24年12月)に復活しました。この「月の松」を通し、不忍池弁天堂を望むことができます。たくさんの人々が小さく桜があふれ絵巻のように美しい風景です。「月の松」は満月に見立て輪のように丸めた松の枝から不忍池の風情を楽しむ江戸っ子の粋だったといいます。

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お釈迦様の誕生日「花まつり」を前に、お参りした人に甘茶が配られていました。