竹の皮散る 喜多見氷川神社 さんぽ

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喜多見氷川神社(世田谷区 喜多見4丁目26-1)参道脇の竹林です。ここは世田谷区の保存樹林です。樹木につつまれて鳥の鳴き声や夏にはセミの鳴き声があふれています。

参道のなかば過ぎあたりの左側は竹林になっています。筍が成長して、根本から鱗片状の皮が落ちて若竹に姿を変えていました。白く粉をふいたような若竹の色は香りさえ放つようです。

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一途に伸びる姿も竹林の独特な光も、気持ちのいいものです。「竹の皮脱ぐ」「竹の皮散る」は夏の季語です。これほど勢いを感じる風景が他にあるでしょうか。

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皮の多いほど大きく丈夫な竹になるそうです。昔、竹の皮でおにぎりを包んだり、お肉屋さんで量り売りのお肉を包んでくれたりしていました。竹の皮に「殺菌作用がある」と知ったのはずっと後のことでした。

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